2005年6月25日

布石?

午前中ボーっとNews巡回していたところ、こんなNewsが。
[ソウル 22日 ロイター] 韓国政府は、大手通信会社KTを支配的なブロードバンド(高速大容量)通信事業者に指定すると発表した。下位競合企業の防衛を狙い、KTの事業に対する政府の管理を強める。採算は悪いものの必要とされる通信インフラ計画を推進するため、政府がある程度KTに出資する可能性もあるという。

え?支配的ブロードバンド事業者に指定?
これは喜ぶべきNewsなんだか、悲しむべきNewsなのか、少々反応しにくい。
と、言うのも韓国最大手のブロードバンド事業者KTは今年3月に
インターネット従量制の導入を発表している。
(All Aboutに詳しい記事があります→ こちら

この従量制については、発表から様々な業界、団体、個人から禿しく反対され
さらには、課金システムの構築という問題等があり、
「ま、当分ナイだろ?」なんて皆言っていたんですがね。
しかし、政府が介入となれば、話は変わってきますね。

このNewsの最大の焦点、
>政府が一部株式を保有、出資も検討
怖いね。ホント。
ヤルとなったらケーブルだろうがDSLであろうがお構いなく来るのでしょう。
討論番組である学者が言っていました。
「IT業界はKTによって潰される」と。

従量制、やってもいいけど、ユーザーに選択肢ヽ(`Д´)ノクレヨ!

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