2004年9月8日

銀行

本日雨。

雨の日は外出というものをなるべく避ける私だが、
本日は銀行に行き、振込みなどという、最悪の作業をこなさなくてはならない。
少々鬱気味で先ず、我家のメインバンクで大量の札束を引き出した。

注)1円=10ウォン、そしてウォンの高額紙幣が1万ウォンの為、たかが
  諭吉先生ブロマイドが10cmの高さでも此方ではアタッシュケースが必要
  という、なんとも成金じみた事が必要で少々面倒なのだが、その大量の札束
  を見るのは金持ち気分に浸れ、少々嬉しくなったりもする。

さて、そこから振込みの為、外〇銀行に行かなければならないのだが
その時間何処の銀行も混んでいるし、更に雨。
しかも先程の札束を振り込むという
更に気を落ち込ませる行為をしなくてはいけない
そこで選んだ先が外〇銀行平倉洞支店。
我家メインバンクのある城北洞に続く、VIP共御用達の支店である。

メインストリートに有るのだが、15台程入る駐車場完備
スタッフは融資窓口も警備員も全員女性。
更に私は無縁だが、VIPルームが何故か3,4室あるという素敵な銀行である。
街の銀行といえば、順番待ちカードを普通取って並ぶのが普通だが、
そこはいつ行っても人がポツンポツンとしかいないのと、
客のモラルが良いせいか、順番待ちカードを取る必要も無い。
城北から平倉までは山越えて10分、という事でそこで振込み決定。

さて、平倉支店に到着し振込み手続きをしていて気付いた。
今回振り込む時、名前の欄に漢字で記入し送ってね。
と、相手先から言われていた。
既に手続き用紙は窓口のオネーサンに渡してしてしまっている。
「すんませんけど、漢字名で送りたいんですが、もう一回お願いできます?」
と聞いてみたところ、そもそも漢字では無理という事が判明。
相手先に電話でそう伝えると、では銀行からFaxでオイラの名前を漢字で
送れとの事。その場で窓口に伝えると、私の漢字名を聞いてくる。
意外にも漢字を聞くという行為は、韓国では珍しい。
少々感激して、誇らしげに私の名前を説明する。

おお、見事オネーサン私の名前を書きました。
素晴らしい!アンビリーバボ!

まぁ日本人や中国人で私の本名を説明し、書けないと人生終わってる位
簡単というか、Simpleというか、アメリカ人でも5秒で書ける漢字だが、
韓国ではその「終わってる」若者が意外にも多いのである。
窓口のオネーサンは手続きが終わってから、
「書きやすい御名前ですネェ。」と日本語で流暢に言いました。

学習者だったのか…_│ ̄│○


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